賃貸借契約の相続人からの内容証明文例

   天誅! 内容証明 文例   

通知書

平成18年8月1日

兵庫県神戸市壱丁目弐番参号
神戸 背負太  殿

兵庫県神戸市四丁目四番四号
貸田 退蔵 
大阪府大阪市 6丁目6番6号
徳川 花子
京都府京都市2丁目2番2号
菓子 龍一

平素は大変お世話になっております。
この度は父の葬儀にご参列いただき誠にありがとうございました。おかげさまで無事葬儀も滞りなく終えることが出来ました。
ところで、今後の貴殿との賃貸借契約の件でございますが、相続人3人で協議の結果下記のとおりとなりましたので、ご連絡いたします。
これまでの賃貸借契約は従前と同一の条件で継続する。但し、相続人が3人となるため、賃貸人は3人となる。賃料の管理等は長男の貸田 退蔵が行なう。賃料の振込先は**銀行**支店普通口座*******に変更となる。
取り急ぎではございますが、上記のとおりとさせていただきますので、どうぞご承知おきくださいますようお願い申し上げます。

以上

家主が死亡し、相続人が複数存在するとき、入居者から見ると今後の家賃の振込みなどどうするべきか不安になることになります。混乱を避けるためにも、管理人の選定を早く済ませ、通知するべきと考えます。
この文例は、およそ内容証明らしくない文例となっています。それというのも入居者とは今後も継続しての付き合いとなることから通常の手紙の文面に近いものとしているためです。
但し、振込先の変更などは重要な事項ですので、口頭で済ますのではなく、書面で行なうべきです。
又、相続人が複数の場合の通知は相続人全員の署名捺印が必要です。


この内容証明の文例は下記の提供によるものです。
この文面の著作権は下記に属するものとなります

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